- 従来のサプリメントとの違い -
ナノ vs 従来品
従来のサプリメントの吸収率は高くても50%程度ですが、ナノサイズではほぼ100%が吸収されます。in vitroにおいて、従来の粒子サイズでは、レスペラトロール、クルクミン、グルタチオン等の栄養素は生物学的利用能がゼロであるという研究報告もあります。しかしNanoZorb™では微小化した粒子を更に濃縮して使用しているため、消化管からの吸収を想定する必要がなく、また肝臓や腎臓における初回通過効果による不活性化の懸念も低くなります。NanoZorb™では粒子や溶解度を比較検討し、原材料のナノ化試験およびスクリーニングを行ってきました。また、疎水性(HL-B/LogP)やイオン状態(pKa、ゼータ電位)のバランスを保ちながら、最小粒子サイズを持つ原材料を独自の技術で開発しました。更に溶解性や生物学的利用能を最大限に生かすため、GRAS*の認証を受けた成分や自然由来のものを選び、自然の水和構造に最も近い形で自然由来分子を体内組織に吸収させることに成功しました。ナノプロセスでは、溶液中にこれらの成分を保持、また再凝集や沈殿を起こさず、安定に保つことが可能です。
※GRAS(Generally recognized As Safe:米国食品医薬品局(FDA)が認定した、一般に安全と認められる物質
NanoZorb™ Science of Small
NanoZorb™の技術で作られるナノ粒子は、DNA鎖の幅と原子のサイズの中間という非常に小さなもので、粒子のサイズが200nmを下回ると組織を通過して細胞に到達するスピードが劇的に早くなり、化合物の接触面積も増加して更に活発化します。このナノ粒子は化合物の可溶化を促進する力があり、ミクロサイズの粒子をナノ粒子へと還元する能力を持ちます。そして安定化成分を表面吸収することにより凝集を阻害し、分散性液体ナノ懸濁液を形成して安定性、分散性、吸収性が劇的に向上します。
また、NanoZorb™ はコールドプロセス製法を採用しています。製造に当たっては、幾何学的形状の特殊なノズルの中を超高速な螺旋流を形成して通過し、ナノ化させるために熱を全く加えず、化学結合を壊すことなく単一粒子のまま取り出すという高い技術を誇ります。